Dannasm 025

Hiromu Sakamaki age81

IMAGE:Hiromu Sakamaki

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迷惑を受容できる人間でいたい

銀座とのゆかりについて教えていただけますでしょうか

わたしは、某新聞社で新聞記者を定年になる55歳まで勤めました。当時、本社が有楽町にありましたので、銀座はすぐ近く。よく行く街でしたね。わたしは色々なお店に行くタイプではありませんので、特定の場所になってしまいますが、“barソフィア”といってピアノがある落ち着いたお店によく行っていました。仕事の打ち合わせもそこでしていましたね。残念ながら今はお店が無くなってしまいました。

坂巻さんが思われる銀座の魅力はどこでしょうか

わたしは、今、コンビニも信号もない田舎の町で福祉事業を行っています。本当に何もない人口6千人、高齢化率50%の過疎地です。ですから、月に一度は、都会のフレッシュな空気を吸いに銀座に帰ってくるんです。銀座の空気がたまらなく好きなんですよ。街を歩く人々や建物を見たり、ショッピングや美味しいものを食べたりと、この街に来ると落ち着きますし楽しいですよね。洗練されている所がいいです。銀座は世界が知っているブランド街だと思います。
昔は大人の街でしたが、今は若い人もたくさん訪れているのでいい傾向だと思います。若い方にもっと銀座の魅力を知ってもらいたいです。

多くのダンナ方はこだわりのある嗜好品を持っています。坂巻さんは新聞記者をやられていたということですが拘りの一品は何かありますでしょうか

万年筆は現役時代、たくさん持っていましたね。今はだいぶ減ってしまい、何本かはありますが、使用するものは決まってきてしまいます。モンブランとボールペンのクロスを愛用していて、先日お気に入りのクロスが壊れてしまい、お店に修理を依頼しに行ったのですが、型が古くて部品がなく修理が出来なかったんです。しかし、お店の好意で新品なものに取り替えてくれましてね。すごく嬉しかったです。やはり一流ブランドはサービスが違うと思いました。

坂巻さんにとってダンナとはどのような方だと思われますか

初代、二代目、三代目と続いている老舗の店主ですかね。昨日今日できたものではとても務まらないと思います。後は、地域に根ざして銀座ブランドを守る人、歴史と看板を背負っている責任感がある人ではないかと思います。

坂巻さんのなかにあるポリシーやルールはなんでしょうか

妻にしたがえ(笑)。嘘をつかないこと。自分に正直でいたい。当たり前のことですよね。後は、好きなことを精一杯にやることだと思います。
わたしが福祉施設を開いている理由は、社会的なハンデキャップを持っている人を手助けすることがわたし自身の幸せだからです。子供のころ親から、人に迷惑をかけてはいけないとよく言われました。でも、世の中には迷惑をかけなければ生きていけない人もいるのです。ですから、わたしは迷惑を受容できる人間でいたいと思っています。