Dannasm 018

Billy Miyata age68

IMAGE:Billy Miyata

Dannasm Details 002

「古き良き」を失わない

銀座のゆかりについて

先代(父)と一緒に幼少からずっとこの街に来ていて、もう60年以上になります。いつもいる場所なので、いい意味でそんなに銀座に対して特別感は無いですね。

銀座品格は自然と身についたものだと

銀座は仕事帰り、Barに寄ります。1,2杯飲んでさっと帰る。長居をしないのがポリシーです。長年好んで飲んでいるのは、スコッチウイスキーのグレンモーレンジにクラッシュドアイスを入れて氷とソーダの一番いい絶妙の接点で冷えているウイスキーのカクテルです。最後にレモンピールで香り付けをすると爽やかでいいですよ。この絶妙なカクテルを作ってくれたのが「Bar S」のチーフバーテンダーの三谷さんです。

今の銀座をどう思われますか

以前とはだいぶ様変わりしてしまいましたねファストファッションの店舗が入り、街の景観を崩してしまっているように感じます。新しいモノが進出してくるのは悪くないと思うのですが、今まで培ってきた「銀座ブランド」が衰退していくのが残念です。
それと、3.11以降ビルの建て直しがあるのはやむを得ないのですが、銀座のいい文化「古き良き」が無くなってしまっていると感じます。いい店は残す。歴史の流れでそれを失いたくないですね。
これは、銀座だけの話ではないのですが、日本に帰ってきて不思議に思うことがあります。地下鉄に乗っているとほとんどの人が下を見ながら携帯をいじっている、そして白ワイシャツに黒か紺のスーツ姿、なんだか滑稽に見えます。もう少し視点を他に向けてみてはと感じます。

これからの銀座に必要なものはなんだと思いますか

国際性。多くの外国の方たちが観光に来ているのに言葉が通じないことが多い(笑)。2020年のオリンピックに向けてこのままでいいのかと。もっと積極的に取り組んでいかないと国際都市銀座にはならないと思います。
そして、若い人はステータスが無くなってしまったように感じます。ポリシーを持って行動してもらえばもっと銀座がいい街、活性化に繋がるのではと思います。

大切にしているのは「感性」

ファッション、センスのこだわりについて

日本では幼少から「英國屋」で購入しています。大学を卒業してからは仕事柄、海外で購入することが多いです。フランスと日本を行き来しているのですが、やはりファッション性としてはヨーロッパの方がオシャレだと思います。例えば、染め上げ方ひとつとっても違います。ですから、なるべく日本には無いモノを取り入れています。私が大切にしているものは「感性」ですからね。